「ストランドゲージは、販売終了となりました」
唯一のデジタル代替製品、弊社のフルモデルチェンジした「アドミッタンスゲージ」Model 278Edを紹介します。パソコンと接続して、測定データーをExcelに自動入力することで、読み取り誤差や転記ミスをなくします。
また、フルモデルチェンジしたプローブでは、平板測定はもちろんのこと、φ66飲料ロング缶を切り開かずに、内面・外面の測定ができ作業効率が大幅に向上します。
ストランドゲージとアドミッタンスゲージの表示部と比較
測定前の針の位置です、試験片を測定すると針 は左に振れます。
静電容量式膜厚計 Model 278Ed (Windows) 日本語版 PCベース
フルモデルチェンジした、「アドミッタンスゲージ」は、本体に表示器、キーボードが なく、パソコンと
接続しないと動作しません。
✽ インピーダンス*1 (Z) 測定は、周波数によって変化するため、測定周波数10KHz、電圧 1.0Vの測定。
✽ 測定回路の対極 (ワニ口側) は、対接地式を採用。測定プローブの電極と、金属シャフト間を樹脂で絶縁 し、シャフト内部に信号ケーブルを通し、樹脂部でスプリングコンタクトを介して接続します。
対接地式との相乗効果で誘導の少ない安定した測定ができます。
✽ WindowsパソコンとUSB接続して、Excelのセルに行・列の挿入方向と挿入数を指定し、開始位置をマウでクリックした位置から自動挿入でき、読み取りや転記ミスの防止及び作業効率が大幅に向上します。
✽ ソフトは、メールで送りデスクトップにAppファイルを保存します。ファイルを右クリック、すべて展開をクリックすると、赤のロゴが現れます。Ucalで検量線補正(リニアライズ)後、 M278Edで補正したデーターを呼び出して、測定できる簡単設定です。
ソフトは、お手持ちのパソコンに何台でもインストールできます。
✽ 塗膜の種類ごとに測定チャンネルCHを1~20設定でき、各CHに検量線補正(リニアライズ)は10ポイントまでできます。
✽ 標準プローブHG-101は平板または、φ66飲料缶の内面測定ができます。
HG-101φ66飲料缶内面測定アダプター取り付け測定例
HG-101 標準プローブ
✽ HG-201プローブは、φ66飲料缶の内・外面測定ができます
HG-201φ66飲料缶内面測定例
HG-201φ66飲料缶外面測定例
φ66飲料缶測定時は、缶をプローブで挟んだ後に、缶底に対極(ワニ口)を当てて測定します
✽ ポーターブル機器にはなりませんが、被測定物の形状によりハンドプローブも準備しております。
φ2.0 mm
φ3.5 mm
φ9.4 mm
ご注意
アドミッタンスゲージは弊社独自の非破壊・接触式・静電容量式膜厚測定方法は汎用性がなく、JIS規格がありません。ISO認証に弊社の試験方法が明確に示されておれば問題ないことを確認しております。また、証明書が必要な場合は、弊社の校正に使用する機器を、公定機関の校正証明を受けて有料で対応します。
静電容量式膜厚計の原理より、塗膜の種類ごとに、誘電率の補正をしないと正確な測定ができません。
誘電率の直接設定は難しいため、質量法(μm)による塗膜標準板か重量法(g/m2 or mg/dm2 )による塗膜標準板を作成して使用します。
*1 インピーダンス(Z)とは、電圧と電流の比でZ = V/Iの式で表されます。単位はΩなので、直流回路のR = V/Iと同じです。交流回路では抵抗をインピーダンスに置き換えてオームの法則を使うことが出来、式に置き換えるとI = V/Zとなり、インピーダンスが大きいほど電流が小さくなるため、インピーダンスは電流の流れにくさを表しております。
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